2017年5月21日 (日)

川戦:安城合戦編Ⅱ 2-1 日覚は弾正忠がどの一国を管領すると言っているのか?

〇論文より引用 一、三州ハ駿河衆敗軍の様ニ候て、弾正忠先以一国を管領候、威勢前代未聞之様ニ其沙汰共候、 (中略) 天文十六年当時「弾正忠」を証して今川軍勢を破り三河を支配しうる人物は、織田信長の父、織田信秀のほかありえない。  論文において...

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2017年5月20日 (土)

川戦:安城合戦編Ⅱ 第2節の論点抽出:日覚の弾正忠三河侵攻情報はあてになるか?

 本稿は論文第2節:「織田信秀の三河侵攻情報の信憑性」について考察する物です。 論文においては、「菩提心院日覚書状」の三河関連情報について、原文と論文の著者による現代語訳がつけられております。以下その引用です。(実際は原文の段落毎に逐次解説...

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2017年5月14日 (日)

川戦:安城合戦編Ⅱ 第1節の考察:日覚書状はいつ書かれたか?

 本稿は論文第1節:「日覚書状の年代比定」について考察する物です。  論文が日覚書状の年代を1547年(天文十六年)としている根拠は書状冒頭にある以下の文言にあります。 〇論文より引用 京都ハ山門と和議やらんの様になり候而、心安勤行をも諸法...

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2017年5月13日 (土)

川戦:安城合戦編Ⅱ まえがき及び参考文献

 ここ数年になるのでしょうか、素人歴史趣味人にとってのネットワークで検索可能な歴史関連記事の充実ぶりは目を見張るものがあります。以前はWikiPediaで歴史事件を調べても検索のヒット率は低く、内容も非常に薄いものしか掲載されておりませんで...

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2017年2月26日 (日)

中漠:林下編Ⅱ⑭戦国時代中盤の大徳寺の生存戦略

 今まで述べてきたとおり、妙心寺は独立後に着々と戦国大名をパトロンにつけて地盤を固め、ついには今川・武田二大勢力の政治顧問を自派から輩出するようになります。その様なことをせざるを得ないのも、ひとえに両細川の乱によってかつて妙心寺の後ろ盾にな...

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2017年2月18日 (土)

中漠:林下編Ⅱ⑬妙心寺のいざない

  妙心寺派臨済宗の進出はこれに留まらず、遠江・三河という今川義元が再進出した領域にも広がってゆきます。その一つが遠江国引佐の龍泰寺(龍潭寺)です。ここは奈良時代に行基が建てた古刹だったのですが、のちに井伊家が菩提寺にしていました...

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2017年2月11日 (土)

中漠:林下編Ⅱ⑫黄金回廊

 以前、1495年(明応四年)と1498年(明応七年)に起こった明応大震災についての話をし、今川氏親は周辺諸侯の救済の為に西進したのではないかという仮説を立てました。しかし、よく考えると今川氏親が治める駿河国における地震と津波の被害もまた甚...

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2017年2月 5日 (日)

中漠:林下編Ⅱ⑪武田家の宗旨報告書Ⅴ(武田晴信・大井流武田氏)

  今までの書きぶりで甲斐国に妙心寺派臨済宗が入り込んだのは、今川義元の影響のように書いてきましたが、実はもう一つルートがあります。それが今回お話しする大井流武田家です。大井家は以下の系図にあるように穴山家同様、武田一門衆を形成す...

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2017年1月29日 (日)

中漠:林下編Ⅱ⑩武田家の宗旨報告書Ⅳ(穴山流武田氏)

  穴山家は甲斐武田家の一門衆で、足利尊氏に従って軍功をあげた武田信武の子から始まるとされる一流です。尊氏に認められてそれまで甲斐守護だった石和流武田家から甲斐守護の座を取り戻し、甲斐に入府して以後は甲斐守護家を信武流で占めること...

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2017年1月22日 (日)

中漠:林下編Ⅱ⑨武田家の宗旨報告書Ⅲ(武田晴信)

 前稿に記した通り転法輪三条公頼を中心とした姻族連合に、本願寺が加わります。転法輪三条公頼の三女が細川晴元の養女として法主証如の嫡男顕如と結婚するわけです。これは1544年(天文十三年)に発表されましたが、双方まだ若年のため、婚約という形と...

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